フリーダデザイナー小笠原希帆さん

1984年生まれ。「フリークスストア 」渋谷店の店長やプレスを経て、昨年には新ブランド〈フリーダ〉を立ち上げ、ディレクターとしてフレッシュな女性像を提案する。無類のアイスクリーム好きという一面も。

Instagram @kihoogasawara



シャツコート:エーグル
カットソー:エーグル
ブーツ:エーグル

―今日の着こなしのポイントを教えてください。

色使いとロング丈ですかね。私、赤が好きなんですよ。特にこのシャツコートのように、原色じゃないちょっとくすんだ赤。ロング丈は今季のトレンドでもありますけど、私自身も、いまはロング丈を着たい気分で。

―エーグルのことは昔からご存知だったんですか?

もちろんです。だけど、ラバーブーツの印象が強かったから、洋服にもこんなにバリエーションがあるって知ったときは驚きました。エーグルだけでコーデ組めちゃうじゃん、って。


―このシャツコートの気に入った点はどんなところですか?

背中の首元に同色で入るロゴのデザインと、着ると意外と暖かいっていうところですかね。撥水加工がされてるのもいい。秋口には最適なんじゃないかと。

―今日のレイヤードは小笠原さんらしいバランスですよね。

はい、このバランスが好きなんですよ(笑)。長いものと長いものを合わせて、下が重くなるバランスが。そのときにウエストをキュッと絞って、襟を抜いてフワッとさせるみたいな着方が、最近の私の定番です。重たいレイヤードでも3首のうちのひとつかふたつが見えていれば、女の人って華奢に見えるので、私も今日は首と手首を出しました。ちなみにスカートは、〈フリーダ〉の初期のものです。

―ご自身で服作りをするようになって、服の選び方は変わりましたか?

特に変わってないかもしれません。だけど、年齢を重ねてきて着心地や履き心地の大事さには気づいてきました。昔はかわいければそれでよかったし、キツかろうが痛かろうが頑張って着ていたんですけど。だから〈フリーダ〉でも、見た目と着心地の両立はすごく気にしています。
Chi-ko
Yohei Sakama