髙田茉莉亜のAIGLE LIFE vol.12

暑ーい夏がやってきました!

昨年末、私と一緒にドイツから日本へやってきた愛馬ブリタニアにとって初めての日本の夏。
気温が高くてもカラッとしているヨーロッパの気候とは大違いなので、細心の注意を払いながら日々トレーニングをしています。

今回は、競技会シーズンに向けたトレーニングや馬のケアについてのお話をしたいと思います。

いよいよシーズンイン!
~競技会に向けて~

 シーズンオフがあっという間に終わり、日本の競技会シーズンを迎えました。

 私も早速4月から競技会へ。ブリタニアとの日本デビュー戦は、優勝で飾ることが出来ました!

 競技会に向けてのトレーニングは、やりすぎに注意。練習をしすぎて本番でエネルギー切れしてしまっては元も子もありません。シーズンオフにコツコツ積み重ねてきた基本的な運動をおさらいしながら、徐々に技の完成度を高めていきます。と、言葉で言うのは簡単ですが、実を言うと私も前回の競技会に向けての準備はなかなか自分の思い通りにいかず、悪戦苦闘。ブリタニアとのトレーニングが徐々にハードになっていく中、私自身が環境の変化についていくことが出来ず、かなり追い詰められていましたが、所属先の方々のサポートもあり、なんとか乗り切ることが出来ました。

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 特に馬場馬術は審判員による採点競技ということもあり、どんなトップライダーでも必ずトレーナーがいます。自分が乗っている感覚と、周りからの見え方が違うことも多々あるので、困ったときは周囲に助けを求め、意見に耳を傾けることが大切です。私自身、今回の競技会でその重要性を再確認しました。

馬のケアについて

 湿度の高い日本の夏は、馬たちの大敵!厩舎にいるだけでもジワっと汗をかくほど暑くなるので、扇風機は必須アイテム。運動後はしっかり水分補給をさせて、汗をかいたら綺麗に丸洗いをしてあげることも大切です。夏場のケアで一番気をつけたいのが蹄の管理。蹄は、馬の第二の心臓とも呼ばれるほど大事な部分なのです。

 私は極力蹄を洗う回数を減らして、蹄が水分を含まないように意識していますが、止むを得ず洗う場合は蹄を濡らす前に必ず表裏に蹄油を塗り、よく乾かしてから厩舎に返すよう心がけています。

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「人馬関係」≒「人間関係」

 馬とのトレーニングで私が常に意識しているのは、何があっても「馬のせいにしない」ということです。馬の性格や癖を理解して、自分に出来ることを考え、行動に移す。これを繰り返すことで馬との信頼関係が生まれ、人馬で出来ることが増えていくのです。私はこの考えが人間関係の構築にもとても役立つと考えています。何があっても相手や周りのせいにせず、自分に出来ることを考え、行動に移します。馬にも人にも気遣いを忘れず、信頼されるライダーになるべく常日頃から行動しています。 

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馬のケアについて

 湿度の高い日本の夏は、馬たちの大敵!厩舎にいるだけでもジワっと汗をかくほど暑くなるので、扇風機は必須アイテム運動後はしっかり水分補給をさせて、汗をかいたら綺麗に丸洗いをしてあげることも大切です。夏場のケアで一番気をつけたいのが蹄の管理。蹄は、馬の第二の心臓とも呼ばれるほど大事な部分なのです。

 私は極力蹄を洗う回数を減らして、蹄が水分を含まないように意識していますが、止むを得ず洗う場合は蹄を濡らす前に必ず表裏に蹄油を塗り、よく乾かしてから厩舎に返すよう心がけています。

今回着用アイテム

日光写真によるボタニカルグラフィックが優しい印象の「アンヴァンシブルエテ」コラボコレクション。
アンヴァンシブル エテ Tシャツ&スカーフ
オーガニックコットン100%のTシャツは着心地抜群。しっかり肉厚な素材なので、インナーが透けないのも嬉しいポイントです!
優しく首元を包んでくれるスカーフは、首にかけるだけでもおしゃれ上級者に。
巻き方によって色や柄が変わるのも楽しいです♪