03 ブローニュの森 パリ 16区

フランスのAIGLE本社から目と鼻の先にある
ブローニュの森。
この森林公園から見えてくる、
フランス流の「自然に寄り添う暮らし」と、
AIGLEが考える「都市と森をつなぐ」こと。
また、未来に向けてのビジョンとは。

パリ市民の憩いの森

AIGLE本社があるのは、パリの西側に位置する16区。ここは、ファミリー層を中心に多くの人が住む高級住宅街。ブローニュの森は、この住宅街に隣接する面積846ヘクタールもの広大な森で、老若男女問わず市民たちの憩いの場になっている。大自然の中でピクニックやジョギングをしたり、ゆっくり本を読んだり、池でボート遊びなどをすることもでき、パリ中心部にはない、ゆったりとした時間が流れている。また、全仏オープンが行われるローラン・ギャロスやロンシャン競馬場、バラが有名なバガデル庭園、湖に浮かぶレストランなど、敷地内に人と自然が共存する文化的施設がいくつもある。大都市でありながら市内面積の4分の1が緑地であるパリ。その緑地の多くを占めるのがここブローニュの森だ。

パリジャンに学ぶ、自然との接し方

パリジャンたちは、市内の中心部でも「屋外で過ごす時間」の気軽な楽しみ方を熟知している。多少雨が降っていても、寒くても、カフェではテラスが基本。時間が許す限りセーヌ川沿いのベンチでコーヒーを片手におしゃべりしたり、公園でピクニックをしたり、週末には郊外の農園に遊びに行ったりするのがスタンダードな過ごし方だ。郊外に一戸建てを持ち、毎週末そこで過ごす人々も少なくない。日本とフランス両国で暮らした経験のある、AIGLEのブランド・マーケティング担当の中垣貴野さんは「例えば同じ都市生活でも、東京と比較してパリでは、屋外で過ごす時間をより身近に楽しみ、自然が暮らしとともにある様子が伝わってきます」と話す。「とはいえ、どこで生活しているかに関わらず私たちは自然の恵みを大いに享受しています。その恵みに感謝して、自然に対してささやかにでもお返しをしていくような、そんな暮らしができたらいいですね」。

世代を超えて受け継がれるもの

1853年の創業以来、幅広い世代に愛され続けているAIGLE。特にラバーブーツは多くのフランス人が「こどもの頃、初めて買ってもらった長靴がAIGLEのものだった」というほど身近なもの。人々のライフスタイルにそっと寄り添い続けてきたAIGLEのギアは、親から子へ、今までも、そしてその先の未来へも続いていくはずだ。さらにAIGLEでは、世代を超えた未来を見据えた取り組みを今後ますます推進していく予定だ。「more treesとの協働のように、環境保全活動とその支援をブランドとしても拡充していきたいです。またAIGLEらしく、親子で楽しめるワークショップやイベントなど、幅広い世代のお客様とふれあいながら、気軽に「自然とともにある暮らし」を楽しむための提案をしていきたいですね」

自然に寄り添って暮らすこととは

「自然とともにある暮らし」には、サスティナビリティが重要なキーワードだ。最近よく耳にするこの言葉は「ひとが環境と社会に配慮した共生状態を持続していく」という意味。more treesのチャリティTシャツにも再生ポリエステル素材を採用している。「このTシャツはもちろんですが、AIGLEでは、他の商品に関してもより環境に配慮したものを使っていこうという流れがあります。アッパーに100%リサイクル素材を使ったスニーカーも今秋から展開予定です。自然とともに生きてゆくための第一歩はまず『知る』ことからだと考えています。今回のプロジェクトを通じて、今まで声を届けられていなかった方にも共生するエコロジーの視点が伝わることを願っています」。

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