MY STYLE, MY AIGLE - Michelle in France

ブランドディレクター・Michelleが着こなすAIGLEの2022秋冬コレクション。
AIGLE創業の地であるフランスで撮影された、自分らしく楽しむ自由なフレンチシック。
エスプリとセンスにあふれるMichelle流スタイリングのティップスを スペシャルインタビューとともにお届けします。

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Michelle(ミシェル)

1994年生まれ。京都出身。

2015年にBEAMSに入社し、渋谷の看板娘として活躍後2019年11月にBlanche Marketという移動式Vintage Shopを友人と立ち上げる。

2022年12月に独立しBÉBÉを立ち上げ、ファッションと地球との優しい関わり方を模索しながら唯一無二のショップとして活動中。

-INTERVIEW-

Michelleさんの経歴について、BÉBÉを立ち上げられたきっかけをお聞かせください。

2019年頃から環境問題に興味を持ち始め、そんな中でコロナ禍を迎え考え方や価値観が変わってきたときに、ファッション全般が与える環境負荷について知ることがありました。ショッキングな事柄ばかりで、着飾ることが大好きな私にとってファッションを好きでいることは環境にはよくないことでダメなことなのかな……と思うようになりました。

独立が決まり、改めて「自分が人生をかけてやりたいこと」を考えたときに、ファッションはわたしにとって切っても切り離せないものだったので、ファッションと環境問題という切り口で問題提起していく古着屋さんをやってみようと思い、BÉBÉを立ち上げました。

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BÉBÉの名前の由来を教えてください。

フランス語で赤ちゃんという意味です。
「誰からも愛されるピュアな心を忘れない」という意味でつけました。べべという発音がかわいくて気に入ったのが一番の理由です。

どのようなアイテムを取り扱われていますか?

主にヨーロッパの古着と、オリジナルアイテムを販売しています。
オリジナルアイテムは、環境問題について消費者が考えるきっかけになるといいなと思い、捨てられる寸前の古着や、少し汚れてしまった古着などをリメイクしてつくっています。


BÉBÉのバイイングのポイントや心がけていることはありますか?

古着にしか出せない空気感や柄などがあれば、必ず買い付けています。
感覚的なところが大きいので、バランス感やトレンド感なども意識していますね。

Michelleさんにとって、ヴィンテージアイテム(古着)の魅力とは?

アイデンティティを表現するためのツールでしょうか。
わたしが知らない時代に他の誰かが気に入って着ていた服を、いまわたしが気に入って着ている。
そのストーリーがわたしにとっては特別で、大好きなポイントです。

BÉBÉとMichelleさんのこれからの展望をお聞かせください。

BÉBÉをスタートさせてからまだ半年なので、いまの形をもう少し確立させること、お客さまを増やすことが目先の第一目標です。
地球を終わらせないために、ひとり一人ができること、会社単位でできること、選択肢を増やしていくことをしていきたいです。

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フランスにバイイングに行かれる理由をお聞かせください。

シンプルにフランスが好きだからです。
街並み、その街に住む人、言語、街の匂い……すべてにインスピレーションを受けるので、パリに行くことはやめられません。

コロナ後初となるかと思いますが、今回のフランス滞在はいかがでしたか?現地の空気や雰囲気など、ご滞在の感想をお聞かせください。

コロナがきっかけでなくなってしまったお店、辛かったよ~と言いながら楽しく続けていたお店、それぞれありましたが、何も変わってないなという印象で安心しました。
夏のヨーロッパは日が長く22時頃が日の入りで、仕事時間が終わっても十分遊べるくらい1日が長いので、わたしたちもみんなも浮かれてるなぁという感じがしました。
やはりさまざまな人種が集まる街で、宗教も文化も入り混じっているので自由な空気感がムンムンと漂っていて、開放感がありました。

-MY AIGLE-

MichelleさんにとってAIGLE は、どのようなブランドですか?

環境負荷の少ない製品が多いイメージです。「環境問題に対してきちんと向き合って取り組むことは当然です」という感じのスタンスがすごく好きです。


Michelleさんは、どのようなシーンでAIGLEを着用しますか?また、その際はどのようなコーディネートですか?

日常着として使用します。雨の日は手に取ることが多いかな。
がっつりアウトドアという感じのファッションがあまり得意ではないので、カジュアル感の強いものであれば、きれいめなアイテムを取り入れたりしてバランスを取ることが多いです。

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ETUDES STUDIO創設者チームのアーティスティックディレクションで進化したFW22のAIGLEについて、どう思いますか?

ほどよく洗練されたエッセンスが入って、さらにかっこよくなった印象です。
いままでは普段着というより、アウトドアやレインウェアというイメージでしたが、デイリーユースしたくなるデザインが増えた気がします。
デイリーユースできるのに、機能的にも優れているとうところが最大のポイントですよね。

今回のコーディネート企画について、キーポイントや意識したことなどを教えてください。

わたしらしく古着とスタイリングしました。


今後、AIGLEと取り組んでみたい仕事などがあれば教えてください。

わたしで役に立てるかわからないですが、フランスという同じルーツを生かしてAIGLEの古着をBÉBÉでリメイクするとか、ITADAKIフェス(※)のように環境にいいことを自然にやってた〜となるイベントを一緒に打ち出すとか……お客さまと一体型のイベントを一緒にやってみたいです。

※ITADAKIフェス=環境への配慮にも取り組む音楽フェスティバル。今年は2022年6月に開催され、AIGLEも協賛。Michelleさんも来場しました。

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モックネックのダブルストライプデザインのニットはパリっぽくデニムを合わせて、ブーツの色で差し色にしてみました!

リバティプリントの総柄シャツはジャストサイズだったので、ワイドデニムを合わせた王道ベーシックスタイリングです!

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ALL BROWNでクールに決めてみました。

フランスは全身同色でスタイリングしている人が多く、なぜかかっこいいので真似してみました! シューズのイエロー(私物)と、ブロンドのヘアでバランスよくまとまったと思います。