The Landscapers代表 塙正樹さん

広告代理店でグラフィック制作などに携わったのち、ファッション・インテリア業界を経て2014年に「The Landscapers」を設立。先入観に縛られない植物のアプローチでファンを増やし続けている。

Instagram @masaki_hanawa



ジャケット:エーグル
ラバーブーツ:エーグル
サコッシュ:エーグル

―今日はあいにくの雨でしたが、その分ラバーブーツが活躍していますね。

そうですね。元々エーグルってゴム靴から始まったブランドなんですよね。だから、実用性を求めるガーデナーさんやアウトドア好きな方も、実際にフィールドで履いていることが多い。さらにタウンユースでも楽しめるっていうのが、とてもいいなと感じています。そういったバックグラウンドは気になりますし、ファッションとしてだけの長靴は、職業柄かもしれませんが、どうも食指が動かなくて。


―いま着てらっしゃる〈エーグル〉のアウターも、オリジナルのメンブレンをラミネートした防水仕様だと伺いました。

そうです。だから、雨に濡れそうなときにサッと羽織ることも多いですね。このタウンユース以上の機能とデザインが両立しているものって、ほかにはあまりないので重宝してます。

―塙さんは現在鎌倉で暮らしていますが、以前は東京都内にお住まいだったんですよね?

はい。アパレル業界にいたこともあって、アーバンライフのなかで格好つけて生活していました(笑)。その頃からしてみれば、いまの生活ってかけ離れていて、着るものもずいぶん変わりましたね。作業で着れて、かつそのまま都内にも行けるようなものが多くなってきました。今日の格好なら、ガーデニングをしたあとでも、着替えず都内を歩けるでしょ?

―ワントーンのコーディネートがいいですね。

とにかくブラウンが好きなんですよ。みなさんが“無難に黒を選ぼう”っていうのと同じ感覚で、茶系の服を選んでいる気がします(笑)。東京に住んでいるときから、ずっとそうですね。

―草木の手入れはやはり日課なんですか?

いえ、それはどちらかと言うと妻の担当なんです。ぼくの仕事は「プランタホリック」という瓶詰めの植物を、店の裏のアトリエでつくったり、そういった創作仕事が多いです。そういうときって、もちろん汚れてもいいものを着るんですけど、着てるものってつくるものにも影響しますし、気分にも変化が出るじゃないですか。だから、自分の気分が上がって、つくるものにもそれが反映されるよう、気に入ったものをいつも着ていたいと思っています。そういった意味では〈エーグル〉のアウターやブーツ、サコッシュもそうですけど、最適なアイテムだと思っています。
Chi-ko
Yohei Sakama