JADE FEHLMANN : ダンサー
Paris, FRANCE

フランス出身のプロダンサー、ジェイド・フェルマン。 

「希望の創造」のために踊る彼女は、フランスからセネガルまで、常に新しいリズムを求めます。
さまざまな作品に影響を受け、独自の振り付けを生み出すジェイド。
世界と同調する彼女の動きは、AIGLEの物語と呼応します。

ダンスを通して伝えたいことは？

ダンスを通して、人間らしさを表現したいと思っています。どこから来ても自分らしく、自分の居場所を確保できることを示したいですね。自分には踊れないと思っている人たちに、何でも可能だということを見せたいのです。手段があれば、何でも実現できます。それは闘いであり、何事も諦めてはいけないということなのです。

ダンスの持つ力とは何だと思いますか？

ダンスはわたしを癒してくれます。はけ口であり、セラピーです。毎日必要なものですし、とても親密なものです。言葉で説明することはできませんが……、ぜひ踊ってみてください！

あなたのダンスを、人々はどんな言葉で表現しますか？

踊っているときのわたしを、太陽のようだと表現する人がよくいます。実際、わたし自身も自分の中でなにかが光るのを感じているので、その表現の通りなんです。 わたしからインスピレーションを受けたという手紙を、世界中の人たちからもらいます。日本、韓国、ブラジル、フィリピン、イタリアなどから、SNSでもたくさんのメッセージが届き、驚くばかりです。

特に影響を受けた国はどこですか？

フィリピン・マニラのスラム街ですね。「Hip Hop 4 Hope」というチャリティーチームと一緒に若者たちのために踊ったのですが、とても喜んでもらえました。自国に戻ると、いかに自分が幸せかを感じます。セネガルも特別な国です。音楽とダンスの文化も素晴らしく、彼らの「生きる喜び」というマントラは、インスピレーションを与えてくれます。 わたしはどの国に行っても、新しいダンスを習い、その国の文化を理解し、より豊かになって帰ってくるように心がけています。学べば学ぶほど、より共感できるようになるのです。わたしにとって、自分のダンスは世界のダンスなのです。自由を感じさせるダンスであり、そうでありたいと願っています。

今後の展望を教えてください。

さまざまなプロジェクトに取り組むのが好きなんです。いつか、振付師になって、自分の作品をパフォーマーに踊ってもらうことも想像しています。 でもいまは、旅に出て、新しいことへの扉を開きたいと思っています。人々に希望を与えたいというのが一番ですね。フィリピンのような人道的プロジェクトに参加したこともありますし、機会があれば、弱い立場の人たちのためのセンターでボランティアをしたり、無料でレッスンをしたりするようにしています。

AIGLEの服は、ダンスにどのようなインスピレーションを与えましたか？

AIGLEの服はゆったりとしていて、動きがあり、そしてなにより柔らかいですね。どんなときでも、たとえ路上でダンスバトルに巻き込まれたとしたも、AIGLEの服なら大丈夫！ 「戦い」の準備は万端です！

AIGLEを表現するとしたら、どのような動きを選びますか？

「波」を選びます。AIGLEの服は、全身を動かせるんです。わたしはオーガニックな人間で、波紋が好きなので、波、つまり循環する動きをイメージしました。