1853年の創業から常に、自然とともにある暮らしをサポートしてきた
AIGLEが提案するコンセプト「LIVE WITH NATURE」
その一環として、森林保全団体 more trees の活動支援を目的とした
チャリティコレクションTシャツを、9月20日より発売します。
今シーズンは、Lee Izumida さんによるオリジナル作品を使ったTシャツ。
デザインは2型で、どちらも環境に配慮したオーガニック素材を使用。
Tシャツの売り上げの 8% は、more trees に寄付されます。
more trees は、音楽家・坂本龍一氏の呼びかけにより2007年に発足された森林保全団体。「都市と森をつなぐ」をキーワードに、地域と協働で森林保全を行う「more trees の森」を展開するなど、様々な取り組みを行っています。
現在「more treesの森」は国内外 22 ヶ所に広がり、近年では、より自然の森に近い「多様性のある森づくり」に重点を置いています。また、森づくりだけでなく、地域の木材を使ったプロダクトづくりや、新たな特産物の創造など、地域ごとの特性を活かした森のかたちをオーガナイズするのも more trees の大切な仕事。森づくりを通じて地域を活性化し、経済と環境が両立する「オルタナティブな林業」を目指し、多角的な活動を続けています。
AIGLEは、そんな more trees の理念に共感し、2020 年より、チャリティコレクションというかたちで支援を続けています。数十年後の未来を描いた more trees の森づくりからは、人と自然がともにある、明るい都市の将来像が見えてくるようです。
今シーズン、Tシャツのドローイングを手がけたLee Izumidaさんは、豊かな自然に恵まれた北海道の出身。
「私が生まれ育った所は、北海道の中でもかなり田舎で、家の近くには街灯も無く、歩いて行ける距離にバスや電車も無く、小学校のときは学年に私一人。遊び場は森、遊び相手は木や葉っぱや植物でした。今思うととても贅沢な環境で、自然の偉大さや美しさ、大切さを理解できているのは、幼少期に身をもって経験したからだと思います。木々や山は、動物や私たち人間を守ってくれる存在でした」
そんなLeeさんにとって、自然はごくごく身近なもの。アメリカ留学を経て、東京で暮らす現在も、地元である北海道の公共施設やカフェなどに壁画を描いたり、作品の展示をしたり、地域活性化のための活動を、彼女らしい自然体で行っています。
「more treesの活動には、共鳴する部分が多いです。今回のTシャツのうちの1つは、幼い頃、毎日よく見た木々や山。私のバックグラウンドをモチーフに、more treesへのストレートなメッセージを描いたもの。もうひとつは、フランスやヨーロッパの田舎を旅したときに見た景色をスケッチした作品です。旅は、私のライフワークでもあります」
旅をしながら絵を描き、頻繁に個展を行うLeeさん。旅先に選ぶのは、国内外問わず、ローカルな地域や小さな町が多いと言います。赴いた先で出会った人、そこにしかない景色を通じて感じたことを描き、作品を通じて発信する。more treesとフィールドは違えど、彼女もまた、自然と共生し、地域のコミュニティを大切にしながら生きている一人です。
農にルーツを持つ AIGLE は、1853年の創業以来、天然ゴム製のラバーブーツをハンドメイドで作り続けてきた歴史があります。現在も「LIVE WITH NATURE」のコンセプトのもと、農業や林業など、自然のフィールドに寄りそい、また、土で繋がるさまざまな人びとのくらいに寄りそい続けています。
「都市と森との良い循環が生まれるきっかけとなり、豊かな森を育むことにつながれば」 という思いからスタートした、このチャリティコレクション。一人でも多くの人が、自然と共生することを考えるきっかけになるようになってほしい。また、プロダクトを通じて森林保全に貢献できることを知り、環境に配慮した商品を選ぶ愉しみを感じてほしい。そんなささやかな願いが込められています。
1986年、北海道生まれ。幼少期から絵を描き始める。アメリカ留学時に絵を学ぶ。2015年より東京に拠点を移し、2019年より本格的に絵描きとしての活動をスタート。アクリル画の作品を中心に、看板や宣伝美術、ウィンドウに用いられる絵や文字を描いている。
https://izumidalee.com